夫が47歳、私が40歳のころから、眼精疲労が激しくなってきました。
夫はもともと近視で眼鏡を使用していたのですが、その頃よりどうも老眼が入ってきたこともあって、目の疲れを時々口にするようになってきました。また、仕事においても、1日中PCに向かっていることがほとんどで、そのとき、PCを見ていても画面がちらつく、というようになってきました。
私は、というと、その頃はちょうど二度目の学生生活に入っており、論文を書くために日々本を読んだり、PCに向かったりする生活で、昼だけではなく、夜も家でずっとそのような生活をしていました。私の場合、まだ老眼になるのは早いと思われたのですが、特に夜になると、文字を読むのがつらいと思うようになり、目の疲れを激しく感じるようになってきました。
そこで、夫婦ともども試してみようと思ったのが、テレビの宣伝文句からファンケルのえんきんでした。
ブルーベリーに含まれている「アントシアニン」という物質が目にいいということを知りました。この物質がどこまで本当に目にいいのか、今一つ信用していませんが、すごくよくなくても、大手のメーカーなどが勧めているわけだから、少しはいいだろう、という気持ちではいました。
また、本来的には、食事でブルーベリーをとればいいのでしょうけど、季節ものであり、一定の時期しか食べられないし、しかも、すっぱいときていますから、なかなか気が進みませんでした。だからといって、ジャムやソースはとるのに限りがあります。そのため、ブルーベリーのサプリメントを試してみることにしました。
そのなかでも、なぜ、このサプリメントを選んだかというと、そうはいってもサプリメントなので、あまりお金はかけられない、というのが一番の理由です。
私は学生でしたし、それなりにお金が必要ななか、この商品はセシールという通販サイトで購入すると、割引ポイントも使えるし、大袋であるためお買い得料金になるように設定されていた、ということから選びました。
他に、国内でもっと信用できるメーカーもありますが、たかだかサプリメントであり、薬ではないんだから、ということもセシールのサイトで購入した理由です。たかだかサプリメント、という言葉は、サプリメントの意義を主張する人にとっては心外な表現かもしれませんが、薬でもありませんし、ある意味気休め的なものであり、本来的にはバランスのよい食事でとるべきもの、という考えがあるからです。
だからといって、安全性に欠けるようなものでは、かえって毒になるわけですから、その点だけは少し考えて、大手通販会社の取り扱っているものだから、まあ、大丈夫と判断したわけです。
届けられたあとは、書いてあったとおりにまずは内服をしてみました。すなわち、1日2錠ずつ、朝内服をしました。朝だと、忘れにくい、ということで、朝に決めてみました。大袋360錠入った1袋を二人で内服したので、90日、三か月程度内服したことになりますが、残念ながら、はっきりとした効果を感じることはできませんでした。
劇的にこれを飲み始めたら、目の疲れを感じにくくなる、と言ったことはなかった、ということです。もしかしたら、多少なりとも効果があったのかもしれませんけど、少なくとも私たち夫婦は、これを継続して内服していこう、という気持ちになるほどの変化はなかったということです。
そう感じた理由の一つは、もともとサプリメント自体にあまり期待をしていなかった、ということもあるかもしれません。信じる者は救われる、病は気から、ではないですけど、どうせ、気休めでしょ、といった気持ちがあったから、あまり効果を実感できなかったのかもしれません。あるいは、三か月ではあまり効果を望めず、もう少し長期的に内服をしたら効果を感じたのかもしれません。なかなか難しいところです。
このサプリメントの大袋がなくなってからは、追加注文をしたり、他のメーカーの物を内服したり、ということはしていません。それよりももっとも即効性があったのは、眼精疲労用の目薬でしたので、それ以降それを使用しています。
これから飲んでみようと思う方に対して、勧めるわけでも、やめておいた方がいいというわけでもありません。個々人の感じ方、考え方に左右されるのではないでしょうか。